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  本の感想文、手ぬぐい紹介にからめた雑談などを

Y Mabinogion(マビノギオン・マビノジョン) 

アーサー王芋づるでも引いてみようかしらと思っていたら、より古い、アーサー王伝承の萌芽を含むマビノギオンに心惹かれてしまいました。邦訳は何冊かあり、それぞれ特徴があるので、メモしておきます。



マビノギオン―中世ウェールズ幻想物語集
『マビノギオン---中世ウェールズ幻想物語集』
中野節子/訳
徳岡久生/協力
JULA出版局/2000

14世紀成立の『レゼルッフの白い本』(ウェールズ国立図書館蔵)と、14〜15世紀にかけて成立の『ヘルゲストの赤い本』(オックスフォード大ジーザス・カレッジ蔵)という、2種類のウェールズ語原典に基いて訳出されたもの。ウェールズ語の語りのリズムを日本語に最大限に移し変えることに留意されている。11編の物語を所収。


マビノギオン―ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版
『マビノギオン---ケルト神話物語』
シャーロット・ゲスト/著
井辻明美/訳
アラン・リー/挿画
原書房/2003

1838〜1849にかけて、シャーロット・ゲストが『赤い本』に基きつつ英語で語りなおし、発表した著作を邦訳したもの。11編の物語に「タリエシン」を加える。2000年刊行のVoyager版(↓)に付されたアラン・リー(トールキン『指輪物語』の挿絵の人)の挿画を採用。

The Mabinogion


中世騎士物語
『中世騎士物語』
ブルフィンチ/作
野上弥生子/訳
岩波文庫/1980改版

1858年のブルフィンチ作『THE AGE OF CHIVALRY』の邦訳。「アーサー王とその騎士たち」「マビノジョン」「英国民族の英雄伝説」に分かれる。「マビノジョン」は、ゲスト本を更に語りなおしたもの。9編所収。

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